マイケル・セイラー、1 sat/vB近辺のビットコイン手数料はスパム問題がないことを示すと主張

マイケル・セイラー、1 sat/vB近辺のビットコイン手数料はスパム問題がないことを示すと主張

同氏のX投稿には938件の返信が寄せられ、8月の導入開始が近づく中、データ量の多いビットコイン利用を制限する提案ソフトフォーク「BIP-110」を巡る亀裂が浮き彫りになった。

BTC

要約

マイケル・セイラーは、ブロックスペースの希少性やネットワークの非貨幣的利用を巡る10年にわたる懸念にもかかわらず、ビットコインはいわゆるスパム問題を抱えていないと述べた。Xへの投稿で、手数料が1 sat/vB前後、すなわち約0.30ドルにとどまっていることは、市場が引き続きオンチェーン需要をさばいている証左だと主張した。Clark Moody’s Bitcoin Dashboardのスクリーンショットを添えたこの投稿は、2026年7月9日時点で1,100件超の再投稿、7,700件の「いいね」、75万7000回超のインプレッション、938件の返信を集め、BIP-110を巡って激化する論争の火種となった。Reduced Data Temporary Soft Forkとも呼ばれるこの提案ソフトフォークは、8月に導入開始が予定されており、支持派がスパムと位置付けるものを抑制するため、Ordinals inscriptions、BRC20トークン、特定のタップルートベースの送金、ほぼあらゆる任意データを遮断する設計である。セイラーはこの提案に直接言及しなかったものの、その発言は手数料市場を重視し、BIP-110型の介入に反対する立場と広く受け止められた。50件超の返信を分析したGrokでは、約65%が否定的、25%が支持、10%が中立だった。

用語解説
  • sat/vB: 仮想バイト当たりのサトシ数を示す、ビットコイン取引手数料率の指標。
  • soft fork: 旧来のノードとの後方互換性を保つよう設計されたブロックチェーンのプロトコル変更。
  • Ordinals inscriptions: ビットコイン上に埋め込まれるデータで、コレクティブル型の記録やその他の決済以外の記録に利用できるもの。