2026年7月8日の新規調査開始で、旧マイクロストラテジーをVisaとMastercardと並ぶ米決済・フィンテック分野に位置付け、ビットコイン準備企業が主流市場で扱われつつあることを浮き彫りにした。
バークレイズは2026年7月8日、ストラテジーの調査をオーバーウエート、目標株価130ドルで開始した。旧マイクロストラテジーである同社を、米国の決済・フィンテック分野でVisaおよびMastercardと同列に位置付けた。目標株価は100ドル前後で推移していた株価に対して約30%の上昇余地を示すが、MSTR株はこの日、株式市場全体の売りに押され下落した。今回の判断は、バークレイズがストラテジーのビットコイン準備モデルを、単にビットコイン価格に連動するだけではない価値を持つものとみていることを示している。マイケル・セイラー率いるストラテジーは、企業向けソフトウエア会社から世界最大のビットコイン保有企業へと変貌し、2025年8月11日にStrategy Inc.へ社名変更した。ビットコインをテーマにしたブランドを採用する一方、ソフトウエア部門は分離して維持した。同社は最近、準備資産運用の一環として3,588 BTCを売却しており、長年ビットコインの買い増しと保有で知られてきた事業にとって注目すべき変化となった。今回の新規カバレッジ開始は、ビットコイン関連企業が主流の金融分析の枠組みで評価される傾向が強まっていることを示す。一方で、ストラテジーの収益構造は、VisaやMastercardのような継続的な取引手数料収入モデルよりも、依然としてビットコイン価格の変動に大きく左右されている。