
DeFi(分散型金融)分析とWeb3探索のプラットフォームは、ウェブサイト、モバイルアプリ、API (Application Programming Interface)サービスを終了する。最盛期には月間アクティブユーザー数が200万人超、処理額は130億ドル超に達していた。
Zapperは8月3日、約7年間にわたる事業を終え、ウェブサイト、モバイルアプリ、API (Application Programming Interface)サービスを終了する。セブ・オーデ氏は、会社として複数の選択肢を検討した末、秩序ある事業整理が最善の道だと判断したと述べた。その後、市場需要の弱さが主因だったことも示唆し、「結局のところ、市場が決める」と記した。 今回の終了により、Zapperは、市場心理の弱さが続く中で閉鎖に追い込まれる仮想通貨プラットフォームの増加する一覧に加わることになる。ベンチャー資金はなお流入しているものの、より一部に集中する傾向が強まっている。RootDataのデータによると、仮想通貨分野のベンチャー資金調達は第2四半期に前年同期比57.6%増の42億1000万ドルとなった一方、総案件数は過去10四半期のうち9四半期で減少しており、小規模または消費者向けプロジェクトにとって資金調達環境が厳しくなっていることを示している。 Zapperは2019年創業。KyberのDeFi(分散型金融)ハッカソンの1つで優勝したことをきっかけに初期の勢いを得て、その後150万ドルのシードラウンドを調達した。続いて2021年5月にはFramework Ventures主導で1500万ドルのシリーズAを実施し、マーク・キューバン、Coinbase Ventures、アシュトン・カッチャー創業のSound Venturesも参加した。トレーダーは同プラットフォームを使い、トークン価格の追跡、ウォレットやDeFi(分散型金融)ポジションの監視、流動性プールやイールドファーミングの管理、エアドロップ候補の発見を行っていた。最盛期には月間アクティブユーザー数が200万人を超え、130億ドル超の取引を処理していたとオーデ氏は述べた。2025年4月にはソーシャルエンジニアリング攻撃を受け、ドメインが一時的に乗っ取られてユーザーがフィッシングページへ誘導される事態もあった。