GraniteShares、7月13日の上場開始を前にSK hynix連動のレバレッジETFを申請

Themes ETFsは、SK Hynixの米国上場ADRがナスダックで取引開始した後、同社株に対する日次2倍のロングと1倍のショートのエクスポージャーを提供する取引商品を7月14日に開始するとしている。

要約

SK Hynixの米国預託証券(ADR)は7月10日にナスダックで取引を開始した。Themes ETFsはこれを外国企業による米国上場として過去最大と位置付けており、同社のLeverage Sharesブランドは、このADRに連動する単一銘柄ETF2本を7月14日にCboeで上場させるとしている。商品は「Leverage Shares 2x Long SK Hynix Daily ETF」(ティッカー:SKHX)と「Leverage Shares 1x Short SK Hynix Daily ETF」(ティッカー:SKHZ)である。 新ファンドは、同じ上場案件に関連するGraniteSharesの先行申請とは内容が異なる。Themesのロング型ファンドは、手数料・費用控除前でSK Hynix ADRの日次騰落率の200%に相当する日次投資成果を目指す。一方、ショート型ファンドは-2倍のインバース型ではなく、その日次値動きの-100%を目標とする。Themesによれば、SKHZは市場投入されるSK Hynix関連ETFの中で唯一の1倍・非レバレッジのショート商品となる見込みで、-2倍型ファンドに伴う増幅された価値減耗を避けつつ、下落局面へのベア戦略やヘッジ手段として位置付けられる。 Themesによれば、両ファンドはアクティブ運用で、スワップ、オプション、その他のデリバティブを活用し、運用報酬は0.75%である。さらに、SKHXとSKHZのオプションも上場から数日以内に取引開始される見通しである。他の日次レバレッジ型・インバース型商品と同様、これらのETFは毎日リセットされ、短期売買向けに設計されている。このため、保有期間が長くなると、複利効果とボラティリティの影響で、リターンは公表された日次目標から大きく乖離する可能性がある。

用語解説
  • ADR: 外国企業の株式を米国の取引所でドル建てで売買できるようにする米国預託証券。
  • daily investment results: レバレッジ型またはインバース型ファンドが、手数料・費用控除前で単一営業日について目標とする運用成果。
  • compounding: 日々のリターンが時間とともに積み重なる効果で、レバレッジETFの実績が長期では公表された倍率から乖離する要因となる。