Glassnodeは、ビットコインが主要な投資家コスト水準を5カ月にわたり下回って推移し、長期保有者が実現損失の43%を負担したと指摘した。現物ビットコインETFの資金流出は6月初旬のピークから鈍化したものの、5月半ば以降は純流出が続いているとした。
ビットコインは、実勢市場平均の約7万6600ドルと短期保有者の取得原価である約7万2200ドルの双方を5カ月にわたり下回って推移しており、Glassnodeが「深い割安圏」と位置付ける状態が続いている。レポートによると、長期保有者は実現損失の43%を占め、2月の15%から上昇した。1日当たりの実現損失は2億8000万ドルに達し、2022年12月以来の高水準となった。現物ビットコインETFは5月半ば以降に純流出を記録しており、30日平均の1日当たり流出額は6月初旬に1億9300万ドルでピークを付けた後、約8900万ドルまで縮小した。アナリストは、長期保有者の投げ売り急増は市場の底入れ過程の後半局面と整合的である可能性がある一方、投資家心理はなお明確に強気へ転じていないと指摘した。