韓国KOSPIが反発、レバレッジ型ETFと半導体株の変動性への警戒強まる

韓国KOSPIが反発、レバレッジ型ETFと半導体株の変動性への警戒強まる

サムスン電子とSKハイニックスに絡む急落後、指標は5%超上昇した一方、当局は個人投資家が大半を占める91億ドル規模の単一銘柄レバレッジ型ETFへの懸念に直面した。

要約

韓国のKOSPIは7月9日木曜日、前日に5.35%下落して5月20日以来の安値終値となる7,246.79を付けた後、5%超反発した。これは6月22日の過去最高値9,114.55を20%以上下回る水準だった。サムスン電子は6.5%上昇し、SKハイニックスも2.7%高となり、指数は一般的な弱気相場の基準を再び上回った。今回の急落と反発は、半導体株の激しい変動と、韓国の16本の単一銘柄レバレッジ型ETFに対する監視強化の中で起きた。これらETFの資産規模は2026年5月27日の設定時点の30億ドル前後から数週間で91億ドル前後まで拡大し、保有者の約92%を個人投資家が占めていた。当局者とアナリストは、AI需要見通しやメモリー価格の伸び、半導体企業の収益、レバレッジ型ETFの日次リバランスを巡る懸念が、回復が続くかどうかの鍵を握るとの見方を示した。

用語解説
  • 単一銘柄レバレッジ型ETF: 個別銘柄の日々の値動きを増幅するよう設計された上場投資信託で、しばしば変動性とリスクを高める。
  • 弱気相場: 直近の高値から20%以上下落した市場局面。
  • 日次リバランス: ファンドのレバレッジを取引日ごとに調整し直す仕組みで、市場の値動きを増幅し得る。