MarketsandMarketsは、液冷導入、AIおよびHPCインフラ拡大、ラック電力密度の上昇を背景に、2026年から年平均17.9%成長すると予測している。
MarketsandMarketsによると、世界のデータセンター向けポンプ市場は2026年の27億4000万ドルから2032年までに73億5000万ドルへ拡大する見通しで、この期間の年平均成長率は17.9%となる。需要は、液冷技術の導入拡大、人工知能および高性能コンピューティング(HPC)インフラの急速な拡大、さらに高度な熱管理システムを必要とするラック電力密度の上昇に支えられている。2025年の市場価値ベースでは北米が40%を占めた一方、アジア太平洋地域はクラウドインフラの拡大や各国でのハイパースケール施設およびコロケーション施設の建設を背景に、最も高い成長が見込まれる地域市場となる見通しである。ポンプ種類別では、遠心ポンプが2025年に市場価値ベースで22%を占め、予測期間中も最大のポンプ種類であり続ける見通しで、用途別では冷却・熱管理システムが中心になるとみられる。データセンター種類別では、ハイパースケール型が最大の市場シェアを持ち、クラウド事業者の投資やAI特化型インフラ案件に支えられ、最も高い年平均成長率を記録すると予測されている。