
メタは9月から独自AIチップ「Iris」の生産を開始する計画で、部材の長期供給契約や新たな「Muse」モデルの投入も進めており、投資家心理と株価の週間パフォーマンスを押し上げた。
ロイターが確認した社内メモによると、メタ・プラットフォームズは独自開発のAIチップ「Iris」の製造を9月に開始する計画で、今年の計算インフラを7ギガワットから2027年に14ギガワットへ拡大する方針である。Irisは、Broadcomと共同で設計し、台湾積体電路製造(TSMC)が生産する4世代の「Meta Training and Inference Accelerators(MTIA)」プログラムの一部で、FacebookとInstagramを支えるAIシステムを支援する。メタはこのほか、メモリーチップでSamsung、フラッシュストレージでSanDisk、光ファイバー機器で住友電気工業と長期供給契約を締結した。Muse ImageとMuse Spark 1.1の投入を含む同社の広範なAI強化策は投資家心理の改善にもつながり、メタ株は週間で約15%上昇し、2024年の下落分を解消した。