JD Powerの2026年調査では、大企業部門と中堅企業部門でベライゾンが首位となった一方、企業向けインターネット全体の満足度は、企業部門で信頼性の評価が低下したものの、料金低下が寄与して小幅に上昇した。
JD Powerの2026年米国企業向けインターネット満足度調査で、AT&Tは中小企業部門の首位となり、ベライゾンは大企業部門と中堅企業部門で首位となった。JD Powerによれば、企業向けインターネット全体の満足度は1,000点満点中709と2ポイント上昇した。サービス料金に対する満足度が8ポイント改善して682となったことが寄与した一方、大企業部門の満足度は低下した。 大企業部門の低下は主に、パフォーマンスと信頼性が12ポイント下落したことによるものである。これは、ダウンタイムに対する感度の高まりや、人工知能などのツールによる需要増を反映している。JD Powerは、企業が通信事業者を評価する際、単なる接続稼働率ではなく、より広範なエンドツーエンドの信頼性を重視するようになっていると説明した。 順位では、ベライゾンが大企業部門で736点、中堅企業部門で728点を獲得した。AT&Tは中小企業部門で686点となり、680点のベライゾンを上回った。JD Powerによれば、各部門の平均は大企業部門が723点、中堅企業部門が710点、中小企業部門が659点であった。この調査は4,091社の企業顧客の回答に基づき、2026年3月から5月にかけて実施された。 AT&Tは、中小企業部門での結果が、インターネットと無線サービスを組み合わせる「コンバージド・コネクティビティ」戦略を裏付けるものだとしている。同社はその一環として、AT&T Business Fiber with 5G Backup、AT&T Internet Air for Business、AT&T Wireless Broadband、AT&T Dynamic Defense、AT&T Guarantee for Businessなどの提供を強調している。