マイクロン、2035年までの米投資計画を2500億ドル超に引き上げ

マイクロン、2035年までの米投資計画を2500億ドル超に引き上げ

同社のより広範な国内拡大策には、CHIPS法の支援を受け、米国でDRAMの40%を生産することを目指し、アイダホ州、ニューヨーク州、バージニア州での製造と研究開発に向けた約2000億ドルの投資が含まれる。

ファクトチェック
マイクロンの公式GlobeNewswireプレスリリース「Micron Accelerates U.S. Investments, Pours First Concrete at New York Fab」(2026年7月9日)は、この主張の全要素を確認している。2035年までに投資額を2500億ドル超へ引き上げること、ニューヨーク州クレイで予定を前倒しして(25%超早く)新工場の初回コンクリート打設を実施したこと、さらに米国内の半導体サプライチェーンのエコシステム向けに別途最大30億ドルを投じること、の3点である。企業による第一当事者の公式発表であり、権威ある情報源といえる。同日報道のため独立した検索による裏付けは得られなかったが、一次情報として決定的である。
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要約

マイクロン・テクノロジーは、AI時代のメモリー需要拡大と米国内でDRAMの40%を生産する目標を背景に、2035年までに米国内の半導体工場と技術分野へ2500億ドル超を投資する計画を明らかにした。この広範な取り組みの一環として、同社はアイダホ州、ニューヨーク州、バージニア州にまたがる約2000億ドルの投資計画を示しており、内訳は国内製造向け1500億ドル、研究開発向け500億ドルで、従来の公約から300億ドルの積み増しとなる。アイダホ州ボイシで先端メモリー工場の第2工場を建設し、2027年のDRAM生産開始を目指すほか、ニューヨーク州では最大4つの量産工場、バージニア州マナサスでは既存事業の近代化を進める計画である。マイクロンはCHIPS法を通じて最大64億ドルの支援を確保しており、これにはバージニア州向けとして確定した2億7500万ドルの助成が含まれる。米国内プロジェクト全体では9万人超の雇用創出が見込まれるという。今回の拡張は、ニューヨーク州クレイの拠点で当初予定を1四半期超前倒しして初回のコンクリート打設を実施した時期に重なった。さらに別途、米国内製造基盤を支える国内半導体サプライチェーン強化に最大30億ドルを投資する計画も明らかにした。

用語解説
  • DRAM: 高速なデータアクセスに用いられるコンピューターメモリーの一種。
  • fab: チップを製造する半導体工場。
  • CHIPS Act: 国内の半導体製造と研究の拡大に向け、インセンティブと資金を提供する米国の制度。