ナスダック100先物上昇、AI半導体関連報道とSKハイニックスの売り出しが投資家心理を下支え

AI投資計画やマイクロンの投資、需要が殺到したSKハイニックスの米株売り出しを受け、米株先物とその後の現物株はいずれも上昇した。

要約

米株式市場は、テクノロジー株と半導体関連の材料がリスク選好を支え、上昇した。寄り前には、Metaが9月にAI半導体の生産を開始する計画や、アルバータ州で130億カナダドル規模のデータセンタープロジェクトが報じられたこと、マイクロンが米半導体サプライチェーンに30億ドルを投資する計画、SKハイニックスの米国での売り出しに7倍超の需要が集まったとの報道を投資家が材料視し、ナスダック100先物は1.04%上昇と、S&P500先物の0.34%上昇、ダウ先物の0.13%上昇を上回った。その後の現物株も小幅高となり、ダウ工業株30種平均は149.6ポイント(0.29%)高の52,637.01、S&P500種株価指数は31.75ポイント(0.42%)高の7,575.39、ナスダック総合指数は74.72ポイント(0.29%)高の26,281.61となった。バンク・オブ・アメリカは、エヌビディアの予想PERが約18倍に低下し、現在のAI強気相場では最低水準で、7年ぶりの低水準に近いと指摘した。

用語解説
  • ナスダック100先物: 米国の通常取引時間前にナスダック100指数に連動する先物契約。
  • AI半導体: 人工知能の処理負荷をより効率的に処理するよう設計された半導体。
  • 予想PER: 企業の株価を将来予想利益と比較するバリュエーション指標。