米規制当局、CMEの24時間石油契約上場申請を阻止

米規制当局、CMEの24時間石油契約上場申請を阻止

CFTC(商品先物取引委員会)は、7月11日にも開始予定だった24時間365日の原油先物について、一般意見の精査と常時取引が法定の中核原則に適合するかを検証している間、CME(Chicago Mercantile Exchange)の自己認証手続きを停止した。

ファクトチェック
フィナンシャル・タイムズ(2026年7月9日付「Regulator to block CME bid to fast-track round-the-clock oil contracts」)は、この主張のあらゆる具体的要素を直接裏付けている。すなわち、CFTC(商品先物取引委員会)は、WTI連動の10バレル建て24時間365日取引の先物契約について、CME(Chicago Mercantile Exchange)による自己認証を阻止する方針である一方、同じ商品の別個の45日間審査は引き続き検討中である。BlockBeatsの速報も、同じ事実を独自に伝えたうえで、7月9日の申請やCFTC(商品先物取引委員会)のセリグ委員長が大手エネルギー企業と会談したことなどの詳細を補っている。CFTC(商品先物取引委員会)の公式プレスリリースは、2026年6月に同委員会が24時間365日のエネルギー取引を積極的に精査していたことを確認しており、報じられた阻止方針とも整合的である。もっとも、この措置は確定したCFTC(商品先物取引委員会)の公表命令ではなく、「阻止する方針」として報じられた段階であるため、わずかな不確実性は残る。ただ、複数の情報源が一致していることから、この主張はおおむね事実である可能性が高い。
要約

米商品先物取引委員会(CFTC)は、7月11日にも開始予定だった原油先物の24時間365日取引について、取引所による自己認証を停止する権限を行使し、CMEグループの立ち上げ計画を差し止めた。マイケル・S・セリグ委員長は、CME(Chicago Mercantile Exchange)が7月8日に行った自己認証は不適切だったとし、その理由として、委員会が6月22日に募集した一般意見の精査を続けるとともに、24時間体制の先物取引が法定の中核原則および既存の市場保護措置と整合するかを検証中である点を挙げた。今回の措置により、継続的な先物取引に関するより広範な規制審査が維持されることになり、当局が中断のない取引を通常の商品上場ではなく、市場構造上の問題とみなしていることが示された。これとは別に、CMEは、規制当局の承認を前提として、Treasury Linkは2026年第4四半期の立ち上げを引き続き目指していると述べている。

用語解説
  • 自己認証: 規制当局が介入しない限り、事前承認なしで取引所が商品を上場できる仕組み。
  • 原油先物: 原油価格に連動するデリバティブ契約で、ヘッジや投機に利用される。
  • 法定の中核原則: 米商品法の下で先物取引所と商品が満たす必要のある基本的な法的基準。