英労働党議員、仮想通貨献金の恒久禁止を要求

英労働党議員、仮想通貨献金の恒久禁止を要求

提案された規則改正は、ナイジェル・ファラージ氏が申告していなかった支援や、仮想通貨業界関係者に関連する贈与を議会が精査する中で浮上したもので、政治資金の透明性とデジタル資産の影響力に一層の注目が集まっている。

要約

英労働党の議員らは、ナイジェル・ファラージ氏のクラクトン選出下院議員辞任を受け、仮想通貨に関連する政治資金への監視が強まる中、政党への仮想通貨献金を一時的に禁じている英国の措置を恒久化するよう提案した。 政治献金規則の改正案は、3月に導入された一時停止措置を延長する内容である。企業特別委員会の委員長を務める労働党のリアム・バーン議員は、これらの変更は富裕層の献金者による政治的影響力に対する安全策を強化することが目的だと述べた。議員らは来週、この提案を審議する見通しである。 今回の動きは、議会の基準監察官がファラージ氏がクリストファー・ハーボーン氏とジョージ・コットレル氏から受け取ったとされる贈与を調査している中で浮上した。精査対象の献金には、ハーボーン氏からの約670万ドル相当の贈与に加え、コットレル氏が提供したスタッフ、警備、移動、宿泊が含まれる。ファラージ氏は「何も悪いことはしていない」とし、ハーボーン氏による数百万ポンド規模の支払いは、自身への脅迫を受けた後の警備費用に充てるための無条件の個人的贈与だったと述べている。 ファラージ氏は、コットレル氏からの支援は2024年総選挙後に議会入りする前に受けたものであり、議会の開示規則の対象外だったと説明した。同氏の辞任により、クラクトンでは補欠選挙が実施されることになった。同時に労働党はキア・スターマー氏の後任選びを始めており、アンディ・バーナム氏がグレーター・マンチェスターを「Web3の強国」に変えると過去に支持していたことが、同党の仮想通貨政策への姿勢を左右する可能性がある。

用語解説
  • 仮想通貨献金: 従来の現金や銀行送金ではなく、デジタルトークンを用いて行われる政治献金。
  • Web3: ブロックチェーンネットワーク、デジタル資産、分散型技術を中心に構築されるインターネットベースのアプリケーションを指す広義の用語。
  • デジタル資産の影響力: 仮想通貨市場に関係する個人や企業が、資金提供、ロビー活動、広報活動を通じて政策や政治に影響を及ぼす可能性。