同サイバーセキュリティ企業は、企業が量子攻撃に伴うリスクと耐量子暗号への移行に備える中、暗号態勢管理プラットフォームの拡充を進める計画である。
QIZ Securityは7月9日、Bessemer Venture PartnersとMerlin Venturesが共同主導し、Evolution Equity Partners、Qbeat Ventures、Singtel Innov8、Qino Cyber Capitalが参加する1700万ドルのシードラウンドを実施したと発表した。ニューヨークを拠点とする同社は、この資金を製品開発と暗号態勢管理プラットフォームの拡充に充てるとしている。同プラットフォームは、企業がオンプレミスおよびクラウド環境にまたがる脆弱な暗号資産を特定、評価、是正できるよう設計されており、耐量子暗号への移行を支援する。QIZによれば、このプラットフォームはコンプライアンス対応のワークフローとリスク優先順位付けを自動化し、将来的により強力な量子システムで復号することを見越して攻撃者が暗号化データを保存する「今収集し、後で復号」攻撃などの脅威を対象としている。QIZは、2025年創業で、耐量子暗号分野で6年超の実地経験と100超の組織との提携実績があるとしている。2026年5月には、耐量子暗号ソリューションへ移行する企業向けの可視性向上と支援に焦点を当てたGoogle Cloudとの戦略的協業も発表した。