ResearchAndMarketsによると、市場は2025年の10億5000万ドルから2026年に16億ドルへ拡大し、2025年のアジア太平洋地域のシェアは44.8%となる。
ResearchAndMarketsの提供資料に追加されたリポートによると、世界のバッテリー式電気自動車市場は大幅な拡大が見込まれ、2025年の推計10億5000万ドルから2026年に16億ドル、2033年には86億ドルに達する見通しである。予測期間の年平均成長率(CAGR)は27.2%を示唆している。2025年はアジア太平洋地域が世界販売台数の44.8%を占め、市場をリードした。 リポートは、リチウムイオン電池技術の進歩を成長の中核要因に挙げている。エネルギー密度の向上、充電時間の短縮、効率の改善によって航続距離が伸び、普及に向けた主要な障壁の解消につながっているという。あわせて、バッテリー交換、コネクテッドカーシステム、電動パワートレインも追い風となる技術として挙げた。例として、BYD Company Ltd.は2026年3月、第2世代Blade Battery with FLASH Charging Technologyについて、-30Cでの動作を維持しながら、10%から70%まで5分、97%まで9分で充電できると発表した。 政策支援と排出規制も主要な追い風と位置付けられている。リポートは、欧州各国政府が2025年2月に開始した「NaszEauto」構想や、インドのFAME-IIプログラムを、初期費用の引き下げと充電インフラ拡充を目的とする施策として挙げている。また、2030年までに55%、2035年までに100%の削減を目標とする欧州連合(EU)のCO2基準が、自動車メーカーをバッテリー式電気自動車へと向かわせる力になっていると指摘した。 調査では市場を車両タイプ、車速、航続距離、バッテリー容量、用途、地域別に分類し、2026年から2033年までの予測と、2021年以降の過去分析を示している。