
グレースケールは経営陣の再編に伴い、キャスリン・マシ氏とダニエル・プロード氏を暫定共同最高財務責任者に指名した。11月の秘密裏の申請後もIPO計画はなお停止したままである。
仮想通貨資産運用会社グレースケールの最高財務責任者エドワード・マギー氏は、個人的理由により7月2日付で退任した。在任期間は7年で、同社は後任としてキャスリン・マシ氏とダニエル・プロード氏を暫定共同最高財務責任者に指名した。マシ氏は最高財務・会計責任者も兼務しており、取締役会にも加わった。今回の退任は、11月の秘密裏の申請後もグレースケールのIPO計画が停止したままである中で起きたもので、同社および親会社デジタル・カレンシー・グループで進む経営陣と戦略の移行局面が長期化していることを映している。マギー氏は、グレースケールが仮想通貨トラスト運営会社から米国の現物型仮想通貨ETFの主要スポンサーへと変貌する過程を支えた。これには、Grayscale Bitcoin Trustの転換を巡る攻防や、2024年の現物型ビットコインETF立ち上げ後に競争激化を受けて低手数料商品の投入を進めた局面も含まれる。