アバランチに注力するトレジャリー企業である同社は、1対12の株式併合を経て7月9日に1ドルの最低買い気配値ルールを満たした。一方で保有するAVAXの大半をステーキングし、ビットコイン採掘事業も維持している。
AVAX One Technologyは、6月15日に発効した1対12の株式併合後、株価が10営業日連続で基準を上回ったことから、ナスダックの最低買い気配値1.00ドル要件への適合を回復したと発表した。同社は2026年3月に改善通知を受領し、公聴会による猶予延長を確保して適合期限を7月6日まで延ばしていたが、7月9日に要件を満たした。 株式併合後のAVAX Oneの発行済み株式数は約769万株となった。同社は旧AgriFORCE Growing Systemsで、アバランチのトークンAVAXの保有に注力する上場ビークルへと事業を再構築した。現在は約1400万AVAXを保有しており、総供給量の約3%近くに相当する。このうち90%超を年率約6%の利回りでステーキングしている。 AVAX Oneによれば、ステーキング報酬とアルバータ州およびオハイオ州でのビットコイン採掘事業を組み合わせることで、年換算売上ランレートは1100万ドル超に達する。ジョリー・カーンの退任を受け、COOのピート・ワイリーが暫定CEOに就任したほか、AIワークロード向けの先進的データセンター事業への拡大にも関心を示した。 この体制は、一部の退職年金口座や機関投資家を含む、トークンを直接保有できない投資家に対し、同社のトレジャリー戦略を通じてAVAXとトークン収益への上場株式経由のエクスポージャーを提供するものである。