UKey、仮想通貨復旧向け電池不要のNFC Seed Ringを発表

ウェアラブル型セルフカストディブランドは、このセラミック製リングがシードフレーズを平文で保存するのではなく、復旧データを保存すると説明した。Seed CardとSeed Tiのバックアップ製品も計画している。

要約

Ukey Limitedは2026年7月10日、Seed Ringを発表し、Seedバックアップ製品ラインの第1弾であるとともに、仮想通貨のセルフカストディに向けたウェアラブル型のアプローチとして位置付けた。香港に拠点を置く同ブランドによると、この電池不要のNFC(近距離無線通信)リングは、NFC対応スマートフォンと連携し、従来のハードウェアウォレット用アクセサリーのように保管しておくのではなく、日常的に装着することを前提に設計されている。UKeyは、このデバイスにはシードフレーズ全文が平文では保存されず、復旧に必要なインデックス、順序、チェックサムのデータのみを保持すると説明した。同社は製品開発の背景として、セルフカストディで一般的な弱点である、紙や写真、スクリーンショットによるシードフレーズ(ウォレット復旧用の単語列)の安全でない保管を挙げた。さらに、Seedシリーズの新製品としてSeed CardとSeed Tiを投入する予定であり、Seed Ringおよび製品ライン全体の提供時期の詳細は後日発表するとした。

用語解説
  • NFC: 近くにある機器同士をタップして利用する近距離無線技術。
  • self-custody: 仲介業者に依存せず、自ら仮想通貨の鍵を保有・管理すること。
  • seed phrase: ウォレットへのアクセスを復元するために使う復旧用単語の組み合わせ。