ブラジル、オンライン賭博広告規制を強化し仮想通貨決済を禁止

財務省令は金曜に公布され、7月17日から全ての賭博広告に損失や依存症に関する警告表示を義務付ける一方、あおり的手法や投資としての位置付け、無認可プラットフォームの宣伝を禁じる。

要約

ブラジルはオンライン賭博会社に対する広告規制を強化し、認可事業者による全ての広告に「賭博は金銭を失わせる」「賭博は依存症を引き起こす可能性がある」「賭博は投資ではない」といった財務省の警告表示を義務付けた。ダリオ・ドゥリガン財務相が発表したこの措置は金曜に公布され、7月17日までの順守が求められる。賭博を簡単に稼げる手段や投資、家計の解決策として示すマーケティングに加え、緊急性をあおる広告や当選実績・賞金履歴を誘引材料とする広告も禁止される。規則はまた、解説者や評論家、実況アナウンサーが自らの権威や技術的裏付けを装って消費者を特定の賭けに誘導することも禁じた。政府は子どもや青少年に届く広告に対してはゼロトレランスで臨むとしている。司法省との共同による第2の省令では、ブラジルで認可されていない事業者をメディア、広告代理店、インフルエンサーが宣伝することを禁止した。当局によれば、規制開始以降、5万6000の違法賭博サイトと約1000のインフルエンサープロフィールを削除し、法的要件を満たさなかったことを理由に約100万人の賭博利用者に義務的な自己排除措置を適用した。違反者には売上高の最大20%の罰金、最長180日の業務停止、重大な再犯では免許取り消しが科される。今回の措置は、2025年1月に認可事業者向けに発効したブラジルの包括的な賭博制度の枠組みに基づくもので、認可事業者によるバーチャルアセットまたは仮想通貨の取引受け入れを禁じた従来の制限にも上乗せされる。

用語解説
  • バーチャルアセット: 決済や送金に用いられるデジタル資産。
  • 認可事業者: 賭博サービスの提供を公式に認められた企業。
  • 自己排除: 個人が賭博サービスにアクセスできないようにする賭博管理措置。