CME FedWatchなどの市場指標によれば、トレーダーはなお7月の据え置きを有力視している。一方で、金利先物の織り込みやストラテジストの見解は、その後に米連邦準備制度が25ベーシスポイント利上げする可能性への警戒も根強いことを示している。
市場の織り込みでは、米連邦準備制度が7月に政策金利を据え置く見方が引き続き優勢である。7月11日時点のCME FedWatchでは、据え置き確率が72.7%、25ベーシスポイント利上げの確率が27.3%となった。Odailyが先に伝えた数値では、7月据え置きの確率は74.9%だった。一方、LSEGのデータでは、先週の米雇用指標の弱さを受け、年内最後の利上げ観測が後ずれしたことで、7月に25ベーシスポイント利上げする確率は22%とされた。Federated Hermesのチーフ・マーケット・ストラテジスト、フィル・オーランド氏は、7月の利上げは起こりにくいとの見方を示した。一時的なエネルギー供給ショックはFRBが重視しない公算が大きく、金利は据え置かれる可能性が高いと指摘した。9月時点では、よりタカ派的な見通しが示されていた。以前の市場スナップショットでは、据え置き確率が35.7%、累計25ベーシスポイント利上げの確率が51.1%、累計50ベーシスポイント利上げの確率が13.1%だった。