
Bitwiseの大型株指数が下落し、現物ビットコインETFで四半期ベース過去最大の流出を記録、仮想通貨市場全体の活動も弱まる一方で、ステーブルコイン決済、トークン化資産、予測市場は拡大した。
仮想通貨は2026年Q2に3四半期連続のマイナスリターンを記録し、2022年以来で最長の下落局面となった。Bitwise 10 Large Cap Crypto Indexは15.4%下落し、構成10銘柄のうち8銘柄が下落した。Bitwiseによると、現物ビットコインETFは設定来で最悪の四半期流出を記録したほか、オンチェーン活動、売買高、DeFi(分散型金融)プロトコルに預けられた資産も減少し、仮想通貨と株式の相関が高まったことで、デジタル資産価格は伝統的なリスク市場との連動性を強めた。 一方で価格が弱含むなかでも、Bitwiseはステーブルコインの決済額がVisaの2.3倍に達し、現実資産のトークン化は2026年上期に50.3%増の32億8900万ドルとなり、予測市場の取引高はQ2に過去最高の43億2000万ドルに達したとした。また同社は、仮想通貨業界の規模は2022年の市場底打ち時点の約2倍に拡大しており、その間にイーサリアムの取引活動は約13倍、DeFi(分散型金融)の総預かり資産は60%以上増加し、ステーブルコインの運用資産もおおむね倍増したと指摘した。一方で、ネットワーク活動の強さや機関投資家の参加拡大があっても、短期的な価格の弱さを防げない可能性があると警告した。