日本円の上昇により現地通貨ベースの仮想通貨パフォーマンスが削がれ、日銀の利上げ観測の強まりで円が上昇するなか、円建て取引ペアはドル建ての同等ペアに後れを取っている。
日本円の急上昇を受け、ビットコインやその他の主要仮想通貨は円建て市場で出遅れている。USD/JPYが161.55まで動くなか、東京を拠点とするBitFlyerのBTC/JPYは0.68%上昇にとどまり、NasdaqのBTC/USDの1.15%上昇を下回った。XRP、SOL、ETHでも同様の差がみられた。この動きは、日本の6月の企業物価指数が前年比7.1%上昇したことを受けて生じたもので、日銀の追加利上げ観測を強め、円高を後押しした。こうした乖離は、原資産が米ドル市場で異なる値動きを示している場合でも、為替変動が現地通貨ベースの仮想通貨リターンを大きく変え得ることを浮き彫りにしている。