フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェはいずれも中国での四半期販売が30%〜41%減少し、需要の弱さと現地ブランドからの圧力の高まりが浮き彫りとなった。
ドイツの主要自動車メーカーは中国事業の急速な悪化に直面しており、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェはいずれも4〜6月の販売台数が前年同期比30%〜41%減少した。各社とも上半期の中国販売は20%超の減少となり、消費需要の鈍化、不動産不況の長期化、激しい国内価格競争が世界最大の自動車市場で外資ブランドを圧迫している実態を示した。フォルクスワーゲンは中国での納車台数が四半期で36.6%減の424,300台となり、欧州と米州で成長したにもかかわらず世界販売は8.6%減となった。こうした低迷は収益を圧迫しており、BYDなどの中国ブランドが海外展開を拡大する中、中国国内だけでなく欧州を含む輸出市場でもドイツメーカーへの競争圧力が強まっている。