フォルクスワーゲン第2四半期の世界納車台数8.6%減、中国需要の弱さが重荷

フォルクスワーゲンは、中国での第2四半期の納車台数が36.6%減の42万4300台となり、北米と西欧での増加を打ち消したと明らかにした。ドイツ自動車大手は現地ブランドからの圧力強化に直面している。

要約

フォルクスワーゲンの第2四半期の世界納車台数は、中国需要の急減を受けて前年同期比8.6%減となった。同社によると、中国での納車台数は36.6%減の42万4300台となり、北米の7.7%増や西欧の1.8%増を含む他地域での伸びを上回って相殺した。減少の背景には、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェなどドイツ車メーカーも4〜6月の中国販売が約30〜41%減となったことがある。消費需要の弱さ、中国の不動産不況、BYDなど国内ブランドによる激しい競争と価格圧力が反映された。

用語解説
  • 納車台数: 顧客に引き渡された車両を指し、生産台数とは区別される自動車業界の重要な販売指標。
  • 価格競争: 市場シェアの防衛または獲得を目的に、競合する自動車メーカーが継続的に大幅値引きを行うこと。
  • 不動産部門の低迷: 中国の不動産市場の弱さが家計の信頼感を損ない、自動車のような高額購入品の需要を押し下げている状況。