
デルタ航空は、幅広い需要の強さを背景に6月四半期の業績が会社計画を上回ったとし、調整後売上高が過去最高となったほか、プレミアム部門とロイヤルティ事業の力強い成長、債務削減、配当の15%引き上げを示した。
デルタ航空は、2026年通期の調整後1株利益見通しを6.50〜7.50ドル、フリーキャッシュフロー見通しを30億〜40億ドルに据え置いた。一方で、9月四半期については売上高が前年同期比10%台半ば増、営業利益率が11〜13%、1株利益が2.00〜2.50ドルになると見込んでいる。航空会社は、6月四半期の業績が会社計画を上回ったのは、燃料費の急増をプレミアム旅行需要、ロイヤルティ収入、その他の高採算事業が補ったためだと説明した。 6月四半期の実績は、GAAPベースの営業収益が198億ドル、営業利益が19億ドル、純利益が16億ドル、1株利益が2.44ドルだった。調整後ベースでは、営業収益は前年同期比13.9%増の過去最高177億ドル、税引前利益は14億ドル、1株利益は1.56ドルだった。調整後燃料費は前年同期比77%増の44億ドルとなり、調整後燃料単価は75%上昇して1ガロン当たり3.93ドルとなった。 需要はネットワーク全体で広範に堅調だった。デルタ航空によると、調整後総ユニット収入は12.4%増加し、メインキャビンのユニット収入は2四半期連続で2桁成長となった。国内ユニット収入は12%増、国際ユニット収入は中南米がけん引して8%増だった。プレミアム収入は17%増、ロイヤルティおよび関連収入は19%増、アメリカン・エキスプレスからの受取額は16%増の24億ドル、MRO収入は32%増、貨物収入は39%増となった。 同社は、多様化した収益源が総収入の61%を占め、前年同期から2ポイント上昇したと説明した。法人向け売上高は全業種で2桁成長となり、航空宇宙・防衛、銀行、自動車がけん引した。プレミアム法人向け売上高は25%超増加した。 デルタ航空はまた、バランスシートの強化を継続し、四半期末の調整後純有利子負債を2025年末から136億ドルに圧縮したとした。年末時点のグロスレバレッジは約2倍を見込む。四半期中の調整後営業キャッシュフローは17億ドル、フリーキャッシュフローは2億900万ドルだった。9月四半期から配当を15%引き上げるとも明らかにした。