中国証券監督管理委員会の承認により、ニューヨークとロンドンでの上場計画が頓挫した後、同社にとって重要な障害が取り除かれた。現在、同社は400億~500億ドルの評価額を目指している。
中国は、Sheinが長らく準備してきた香港での新規株式公開を承認し、これまでニューヨークとロンドンで停滞していた上場計画を巡る主要な規制上の障害を解消した。中国証券監督管理委員会は7月10日にIPOを承認し、Sheinが2025年7月に香港証券取引所へ目論見書案を秘密裏に提出してから1年以上続いた審査プロセスが終了した。ファストファッション小売業者である同社は今後数カ月以内に公募を開始する見通しで、評価額は400億~500億ドルを目標としている。これは、2022年の1000億ドル評価、2023年の資金調達時の660億ドル評価から大幅な引き下げとなる。また、この承認は回復基調にある香港のIPO市場を後押しする可能性もある。この規模の上場は近年の香港市場で最大級の案件の一つとなる見通しだが、Sheinの労働慣行、環境負荷、競争行動を巡る精査は引き続き投資家にとって重要なリスクである。