レイセオンUK主導のオムニア、英陸軍訓練契約を20億ポンドで15年受注

英国防省は、AIや分析、シミュレーションを活用して年間約60,000人の兵士を訓練し、400人の雇用を支える陸軍集団訓練システムの提供先として同コンソーシアムを選定した。

要約

オムニア・トレーニングは、英国防省から英陸軍の集団訓練システムを提供する15年・20億ポンドの契約を獲得した。このプログラムでは、人工知能、高度な分析、シミュレーション技術を活用し、年間約60,000人の兵士を現代戦に備えさせる計画である。レイセオンUK主導のコンソーシアムには、Capita、Cervus、Rheinmetall UK、Skyralが参加し、さらに44社から成る広範なサプライチェーンがこれを支える。この取り組みは、必要な時に必要な場所で活用できる仮想、合成、データ駆動型の環境を通じて、従来の実弾演習中心の訓練を近代化することを目的としている。この受注により、英国全土で約400人の雇用が維持され、そのうち270人は高度技能職となる見込みである。競争入札ではElbit Systems UKが主導する対抗コンソーシアムも参加したが、契約獲得には至らなかった。

用語解説
  • 人工知能: 人間の意思決定を模倣する形で、データ分析や作業の自動化に用いられるコンピューターシステム。
  • シミュレーション技術: 訓練や試験のために現実世界の条件を再現するデジタルツール。
  • 集団訓練: 個人単位ではなく、軍の部隊が一体となって実施する訓練。