
ロビンフッドは、対象となる米国ユーザー向けにAgentic Tradingを仮想通貨へ拡大する。専用の分離口座、リアルタイム監視、プッシュ通知を追加し、導入が進むなかで規制当局はリスクを精査している。
ロビンフッドは、5月27日に株式向けベータ版として初めて開始したAgentic Tradingサービスを、対象となる米国ユーザー向けに仮想通貨へ拡大する。新機能では、顧客が自動売買専用の分離口座にAIエージェントを接続でき、ソフトウエアはその口座内の資金に限定して取引を行い、接続はいつでも解除できる。ロビンフッドによると、仮想通貨版では株式向け製品ですでに提供しているリアルタイムの損益追跡とプッシュ通知を同様に利用でき、エージェント接続は同社のModel Context Protocolサーバーを通じて処理される。ロビンフッド幹部によれば、最初の数週間で7万超のエージェント口座が開設されており、初期需要の強さを示している。コインベースなど競合各社が同様のエージェント型製品を投入する一方、議員らはAI主導の取引が市場変動を増幅させ、ブローカー・ディーラーや開発者の責任範囲に関する疑問を生じさせる可能性を精査している。