
ブラッド・ガーリングハウス氏は、SEC(証券取引委員会)が2020年にXRPを巡って提訴した後、リップルが解散を検討したと述べた。一方、弁護士ジョン・ディートン氏は、組織化されたXRP保有者が同社の和解圧力への抵抗と訴訟対応を支え、最終的に判断が分かれる判決につながったと語った。
リップルのCEOブラッド・ガーリングハウス氏は、SEC(証券取引委員会)が2020年12月、未登録のXRP販売として13億ドル超を問題視して提訴した後、同社が事業停止を真剣に検討したと明らかにした。検討内容には、リップルが保有するXRPを株主に分配し、事業を解散する案も含まれていた。だがリップルは事業継続を選択し、訴訟に約1億5000万ドルを投じ、数百人の雇用を守った。その後、仮想通貨分野の弁護士ジョン・ディートン氏は、自身がトークン保有者を組織化して法廷助言者として訴訟に参加し、流通市場でのXRP取引はリップルの機関投資家向け販売と自動的に同一視されるべきではないと主張したことで、7万5000人のXRP保有者がリップル経営陣の和解圧力への抵抗を後押ししたと述べた。訴訟は一部勝訴・一部敗訴の形で終結した。アナリサ・トーレス判事は2023年、提示された事実関係の下では、公開取引所におけるリップルのプログラマティックなXRP販売は証券取引に当たらないと判断した一方、一部の機関投資家向け販売は証券法違反と認定した。その後、SECはガーリングハウス氏とクリス・ラーセン氏に対する残る請求を取り下げたが、裁判所はリップルに1億2504万ドルの民事制裁金と差止命令を科し、2025年8月に双方が控訴を取り下げた後も最終判決は有効のままとなった。