
7月12日のセイラー氏による「オレンジの点」メッセージは、かつては新たなビットコイン購入の合図と受け止められていたが、現在はストラテジーがSTRCの債務履行支援と米ドル準備金の積み増しのためにBTCを売却した後に出されており、スタンダード・チャータードの精査を招いている。
ストラテジーの創業者兼会長のマイケル・セイラー氏は7月12日、同社の注目度の高いビットコイン蓄積チャートとともに「オレンジの点は物語の一部しか語らない」と投稿した。こうした種類のメッセージは、しばしば翌日の購入開示に先立って出されてきた。しかし、このシグナルの予測可能性は低下している。ストラテジーは6月29日〜7月5日に3,588 BTCを2億1600万ドルで売却し、さらにそれ以前の5月26日〜5月31日にも32 BTCを約250万ドルで売却したうえ、STRC優先株の配当支払い支援と米ドル準備金の強化のためにビットコイン売却を可能にする枠組みも示しているためである。スタンダード・チャータードのジェフ・ケンドリック氏は、同社の最近の行動と言動が「BTCの短期見通しを不透明にしている」と述べたが、同行は年末時点のビットコイン価格予想を10万ドルに据え置いた。ストラテジーのチャートでは、購入回数は113回、保有総数は843,775 BTC、累計購入額は約636億9000万ドル、平均取得単価は1 BTC当たり約75,476ドルとなっている。