エリック・トランプ氏支援のAmerican Bitcoin、ピークから95%超下落

エリック・トランプ氏支援のAmerican Bitcoin、ピークから95%超下落

ビットコイン準備高の拡大やマイニングコストの低下、ナスダック上場維持を目的とした1対15の株式併合にもかかわらず、株価は2025年9月9日の高値から下落している。

BTC

ファクトチェック
元の情報源は、2026年7月9日付のBloomberg記事「エリック・トランプ氏のビットコイン賭けで一族資産から6億ドル超が消失」であり、Yahoo Financeの配信記事で全文を確認できるほか、crypto.newsとBlockchainReporterも算出根拠の情報源として同記事を挙げている。見出しの主要な主張はすべて独立した情報源で確認できる。株価は高値から95%超下落し、エリック・トランプ氏が保有する約6%の持ち分から6億ドル超が失われ、財務準備は8,000 BTCを超えて拡大し、採掘コストも1BTC当たり4万6900ドルから3万6200ドルへと前四半期比で低下した(crypto.newsによる)。これと矛盾する証拠は確認されず、情報源はすべての定量的主張について整合している。
要約

Bloombergによると、エリック・トランプ氏が共同創業したビットコインマイナー兼準備金運用会社のAmerican Bitcoin Corp.(Nasdaq: ABTC)は、株式併合調整後のピークから95%超下落し、同氏が保有する約6%の持ち分価値から6億ドル超が失われた。同社は2025年9月初旬、Gryphon Digital Miningとの合併を通じてナスダックで取引を開始し、2025年9月9日に終値ベースで139.65ドルの高値を付けた。その後、ナスダックの最低入札価格ルールへの適合を支えるため1対15の株式併合を実施した。株価が7月10日に過去最低の終値6.13ドルまで下落するなかでも、同社は最近500 BTCを追加したことでビットコイン準備高が8,000 BTCを超えたと説明した。一方、2026年第1四半期決算では、マイニングの生産コストが前四半期の1BTC当たり46,900ドルから36,200ドルへ低下したことが示された。ただし同四半期には、保有ビットコインの市場価値下落に伴う1億1720万ドルの非現金費用も計上され、1億1820万ドルの営業損失と8180万ドルの純損失につながった。

用語解説
  • 株式併合: 発行済み株式数を減らし、会社全体の市場価値を変えずに見かけ上の株価を引き上げる企業行動。
  • 非現金費用: 直ちに現金支出を伴わずに、報告上の利益を押し下げる会計上の費用。
  • 時価評価調整: 資産の帳簿価額を現在の市場価格に合わせて見直す会計上の再評価。