ショーン・フェイン氏とリッチ・ボイヤー副会長に宛てた監視役のメールで、司法省がフェイン氏の婚約者への金銭的利益供与を図ったとの主張を調べているとされ、UAW選挙を前に圧力が強まっている。
米司法省は、UAWのショーン・フェイン会長が婚約者のために金銭的利益を確保しようとして地位を乱用したとの疑惑を捜査している。2020年の汚職和解後も裁判所任命の監視下にある労組への監視は一段と強まっている。事情に詳しい関係者によると、UAWの監視役を務める民間弁護士は先月、フェイン氏と、次期労組選挙でフェイン氏に挑むUAW副会長リッチ・ボイヤー氏に送ったメールで、司法省の捜査に言及した。ブルームバーグ・ニュースはこれに先立ち、フェイン氏が婚約者へのボーナス支給を求めたほか、婚約者の姉妹に関する労災補償請求を後押しし、こうした利益供与の承認を拒んだボイヤー氏に報復したとの疑惑に絡む大陪審捜査を報じていた。フェイン氏は疑惑を否定し、ボイヤー氏が選挙に影響を及ぼそうとしていると主張している。労組の代理人を務めるCovington & Burlingのスティーブン・ファゲル氏はこれまで、UAW全体が大陪審捜査の対象ではないと述べている。