研究者が指摘、Grok Build CLI 0.2.93がGitリポジトリ全体をクラウドにアップロード

xAIは、Zero Data Retentionを利用するチームではコードや実行ログは保存されないと説明した一方、その他のユーザーは保持機能を無効化し、過去に同期されたデータの遡及削除を依頼できるとした。

要約

セキュリティ研究者は、Grok Build CLI 0.2.93が、ファイルを読まないよう指示された場合でも、追跡対象ファイルと完全なコミット履歴を含むGitリポジトリ全体をクラウドにアップロードしていたことを突き止めた。12GBのテスト用リポジトリでは、処理停止までに5.5GBがアップロードされており、APIキーやデータベースのパスワードなど、.env file内の秘密情報が露出する可能性への懸念が浮上した。xAIはその後、Zero Data Retentionが有効なチームでは、APIキー経由でGrok Buildを利用する場合を含め、コードや実行ログは保存されないと説明した。Zero Data Retentionを利用していないユーザーは、CLIの/privacyから保持機能を無効化でき、Andrew Milichは過去に同期されたデータも遡って削除されると述べた。イーロン・マスクはその後、SpaceXAIが過去にアップロードされたすべてのユーザーデータを完全に削除すると述べた。

用語解説
  • Zero Data Retention: コードや実行ログなどのユーザーデータが保存されない設定。
  • .env file: APIキーやパスワードなどの機密性の高い値を含むことが多い設定ファイル。
  • commit history: バージョン管理されたコードリポジトリで、時間の経過とともに保存された変更履歴。