
JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティ、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーが決算を発表する。投資家は、投資銀行手数料の回復、トレーディング、融資動向、預金調達コストに加え、米最大手銀行から示されるブロックチェーン関連の政策シグナルを注視している。
米大手銀行が今週、第2四半期決算を発表する。JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティ、ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックスは7月14日、モルガン・スタンレーは7月15日に発表予定である。アナリストはウォール街事業にとって好調な四半期を見込んでおり、米投資銀行大手5社の2026年第2四半期の投資銀行手数料は約111億ドルと、前年同期比27%増で、2021年以来の四半期ベース最高水準になると予想されていた。加えて、トレーディング収益の増加も見込まれていた。 JPモルガンは第2四半期利益が41%増加したと発表した。投資銀行業務の伸び、堅調なトレーディング収益、保有するVisa株式の評価益が寄与した。発表に併せて引用された数値では、2026年第1四半期の純利益は前年同期比13%増の164億9000万ドル、1株利益は5.94ドル、売上高は10%増の505億4000万ドルだった。投資銀行手数料は28%増の28億8000万ドルとなった。決算発表前の予想では、JPモルガンの売上高は14%近く増えて511億ドルとなる見通しで、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴも前年同期比での増収が見込まれていた。 投資家の関心は、表面的な好調さを超えて、この追い風が2027年まで続くかどうかに向かっている。アナリストは、銀行がAI関連の企業支出を巡ってプライベートクレジットの貸し手と競争する中、商業融資が改善しつつある可能性があるとみている。一方、低い失業率が消費者信用の質を支えてきた。同時に、預金調達コストの上昇や融資利ざやへの圧力が利益の重荷となる可能性がある。JPモルガンの決算は、JPM CoinとOnyxを巡る同行のブロックチェーン戦略、ステーブルコイン規制や予測市場に関する経営陣の発言にも注目を集め、今回の決算シーズンにデジタル資産政策という論点を加えた。