現物ビットコイン・イーサETF、8週連続流出後に週間資金流入へ転換

現物ビットコイン・イーサETF、8週連続流出後に週間資金流入へ転換

ブラックロックのIBITとETHAが米国の仮想通貨ファンド資金フローを押し上げたが、需要にはなおばらつきがあり、投資家はインフレ率や雇用統計、米連邦準備制度の見通しを注視している。

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ファクトチェック
複数の独立した情報源が中核となる主張を裏付けている。news.bitcoin.comの「Bitcoin and Ether ETFs Snap 8-Week Outflow Run」は、2026年7月6〜10日に現物ビットコインETFへ1億9740万ドル、現物イーサリアムETFへ8442万ドルの資金流入があり、いずれも8週間続いた資金流出に終止符を打ったと報じている。ビットコインETFでは、ブラックロックのIBITが2億9190万ドルの流入で首位だった。cryptorank.ioの記事「Spot Bitcoin ETFs Break 8-Week Outflow Streak with $197 Million Weekly Inflows」も、同じ数値と8週間の流出継続を独自に報じている。さらにvaluflash.comも、1億9700万ドルという数字と8週間の資金流出終了を裏付けている。いずれもSoSoValueのフローデータを参照している。主張の具体的な要素である週間ベースの資金流入への回帰、8週間の流出継続、そしてIBITとETHAがブラックロックの資金流入を主導した点は、一貫して支持されている。
要約

米国の現物ビットコインETFには7月6日から7月10日の週に1億9740万ドルが流入し、現物イーサETFにも8442万ドルが流入した。これにより、両カテゴリーで8週連続の純流出に終止符が打たれた。ビットコインETFへの流入はブラックロックのIBITが2億9190万ドル、グレースケールのBitcoin Mini Trustが9510万ドルで主導した一方、グレースケールのGBTC (Grayscale Bitcoin Trust)は1億820万ドルの流出、フィデリティのFBTCは9340万ドルの流出となった。日々の売買動向にばらつきがある中での週間反転となり、ビットコインファンドは力強い流入日と週半ばの流出日を行き来しながら、金曜日に上昇して週を終えた。Sosovalueは、この回復は需要改善を示すものの依然として慎重に見る必要があるとし、週間のビットコイン流入額は運用資産774億2000万ドルの約0.26%に相当すると述べた。イーサETFは相対的により強い需要を示し、流入額は約95億9000万ドルの運用資産の約0.88%に達した。同社は、インフレ率や雇用統計、米連邦準備制度への見方が、この反発が継続するかどうかを左右すると指摘した。

用語解説
  • 運用資産: 投資ファンドが投資家に代わって管理する資産の市場価値総額。
  • 純流入: 流出額を差し引いた後にファンドへ入る資金額。
  • 現物イーサETF: デリバティブではなく、イーサの価格に直接連動するよう設計された上場投資信託。