
ブラックロックのIBITとETHAが米国の仮想通貨ファンド資金フローを押し上げたが、需要にはなおばらつきがあり、投資家はインフレ率や雇用統計、米連邦準備制度の見通しを注視している。
米国の現物ビットコインETFには7月6日から7月10日の週に1億9740万ドルが流入し、現物イーサETFにも8442万ドルが流入した。これにより、両カテゴリーで8週連続の純流出に終止符が打たれた。ビットコインETFへの流入はブラックロックのIBITが2億9190万ドル、グレースケールのBitcoin Mini Trustが9510万ドルで主導した一方、グレースケールのGBTC (Grayscale Bitcoin Trust)は1億820万ドルの流出、フィデリティのFBTCは9340万ドルの流出となった。日々の売買動向にばらつきがある中での週間反転となり、ビットコインファンドは力強い流入日と週半ばの流出日を行き来しながら、金曜日に上昇して週を終えた。Sosovalueは、この回復は需要改善を示すものの依然として慎重に見る必要があるとし、週間のビットコイン流入額は運用資産774億2000万ドルの約0.26%に相当すると述べた。イーサETFは相対的により強い需要を示し、流入額は約95億9000万ドルの運用資産の約0.88%に達した。同社は、インフレ率や雇用統計、米連邦準備制度への見方が、この反発が継続するかどうかを左右すると指摘した。