メサビ・メタリクス、ミネソタ州の鉄鉱石プロジェクトで初の生産発破を完了

同社によると、66孔の発破で約21万1000トンの鉱石を破砕し、第3四半期後半の初回ペレット生産に向け予定通り進んでいる。

要約

メサビ・メタリクスは、ミネソタ州ナシュウォークのプロジェクトで初の生産発破を完了したと発表した。これは、同社がミネソタ州で約50年ぶりとなる新設の鉄鉱山およびペレット工場と位置付ける案件の立ち上げに向けた重要な段階となる。 同社によると、66孔の発破で約21万1000トンの鉱石を破砕し、採掘場の底部へ通じる最初のランプを開設した。これにより、400トン積みの運搬トラックが地中から鉱石を搬出し始めることが可能になった。 同社は、この節目により第3四半期後半の初回ペレット生産に向けて計画通り進んでいるとした。メサビ・メタリクスの鉱山部門ゼネラルマネジャー、シェーン・ホルマン氏は、今回の発破で採掘された鉱石がDRグレードのペレット(直接還元鉄製鋼に用いられる鉄鉱石ペレット)に加工されると述べた。メサビ・メタリクスのジョー・ブロッキングCEOは、採掘される1トンごとの鉱石が米国の雇用、投資、産業能力を意味すると語った。 メサビ・メタリクスは、今回の発破を、7月4日に発表した「Patriot Pellet」と結び付けた。これはアイアンレンジで生産される同社のDRグレード鉄鉱石ペレットのブランド名である。同社によると、鉱山が鉄鋼業界向けの本格生産に向けて進展する中、毎週の発破を継続する見通しである。エッサール・グループ傘下のメサビ・メタリクスは、このプロジェクトが約25億ドルの投資に相当し、鉄鋼、インフラ、造船、防衛、製造向け原材料の国内供給強化を目的としていると述べた。

用語解説
  • DRグレード・ペレット: 直接還元鉄製鋼に用いられる鉄鉱石ペレット