ポートノイ法律事務所、ファースト・ブランズ関連の開示と損失を巡りジェフリーズを調査

調査は、ポイント・ボニータの約7億1500万ドルのエクスポージャー、SEC(証券取引委員会)と司法省の精査、ならびに手数料低下と運用成績悪化が一因となったジェフリーズの低調な第2四半期決算を受けたものである。

要約

ポートノイ法律事務所は、ジェフリーズ・フィナンシャル・グループを巡る証券詐欺の可能性について調査を開始し、投資家を代表して集団訴訟を提起する可能性があると明らかにした。発表では、自動車部品メーカーのファースト・ブランズ・グループを巡る余波が発端とされ、まず2025年9月29日付のウォール・ストリート・ジャーナルが、貸し手と社外取締役がファースト・ブランズの財務報告に虚偽表示があったかどうかを調べており、同社が売掛債権担保融資(顧客請求書を担保とする借り入れ)に大きく依存していたと報じた。続く2025年10月8日付のウォール・ストリート・ジャーナルは、ジェフリーズが、同社の資産運用部門ポイント・ボニータ・キャピタルが運用するファンドについて、ファースト・ブランズの部品を購入した企業に対する債権が約7億1500万ドルあると開示したと報道した。同日のジェフリーズ株は4.66ドル(7.88%)安の54.44ドルとなり、その後ロイターが、米司法省がファースト・ブランズの経営破綻と債権者との取引関係を巡る調査を開始したと報じたことを受け、2025年10月9日にさらに1.43ドル(2.63%)安の53.01ドルへ下落した。リリースではさらに、2025年11月27日付のフィナンシャル・タイムズが、SEC(証券取引委員会)がファースト・ブランズとの関係を巡ってジェフリーズを調査しており、ポイント・ボニータ・ファンドの投資家に対しエクスポージャーについて十分な情報が提供されたかどうかも調べていると報じたこと、続いて2026年1月7日付のフィナンシャル・タイムズが、ジェフリーズが同社破綻に関連して3000万ドルの損失を計上したと伝えたことも挙げている。ジェフリーズ株は2026年1月8日に3.62ドル(5.6%)安の61.05ドルで引けた。一連の流れは、2026年6月24日のジェフリーズの2026年度第2四半期決算発表で頂点に達し、同社は利益と売上高がともにアナリスト予想を下回ったと報告したほか、主としてポイント・ボニータおよび戦略的提携先が運用するファンドの影響で、運用報酬の低下と投資成績の悪化により、資産運用手数料、収益、投資収益が前年を下回ったと説明した。株価は2026年6月25日に5.30ドル(9.15%)安の52.64ドルへ下落した。ポートノイ法律事務所は、投資家はレスリー・F・ポートノイに連絡し、法的権利と潜在的な請求について協議できるとしている。

用語解説
  • 売掛債権担保融資: 未回収の顧客請求書を担保とする借り入れ。
  • 集団訴訟: 投資家集団のために提起される訴訟。
  • 資産運用手数料: 投資ファンドの運用に対して支払われる手数料。