コインベース・インスティテューショナルは、中東情勢の緊張が米雇用統計の弱さを上回って意識され、インフレ再燃と高金利の長期化への懸念が強まったと指摘した。一方、2024年1月以降のステーブルコイン活動の拡大は、決済用途の広がりを示しているとした。
コインベース・インスティテューショナルは、ビットコインの約2%の下落が底打ち過程を示している可能性があると指摘した。中東紛争の激化が市場で予想を下回った米非農業部門雇用者数をかき消し、市場の関心を再びインフレリスクと高金利の長期化見通しへ向かわせたためである。同社は、この変化が長期デュレーションのリスク資産にとって金融環境の引き締まりを意味し、年末までに追加利上げが実施される可能性を高めるとしている。また、ステーブルコインの時価総額は2024年1月以降ほぼ倍増し、エンティティ調整済み取引量は4〜5倍に増加しており、回転率の上昇と実世界での決済利用の拡大を示唆していると述べた。