韓国銀行、7月16日に政策金利を2.75%へ引き上げか

韓国銀行、7月16日に政策金利を2.75%へ引き上げか

ロイターの調査では、インフレ率が中銀の2%目標を上回り、ウォン相場にも下押し圧力が続く中、大半のエコノミストが2025年末までに追加利上げも予想した。

ファクトチェック
ロイターの記事は中核的な主張を直接裏付けている。ロイターの調査では、エコノミストらは韓国銀行が2026年7月16日に政策金利を25bp引き上げて2.75%にすると予想しており、これは3年超ぶりの利上げとなる。さらに年末までに追加利上げが実施され、3.00%に達すると見込まれている。一方で、インフレ率は6月に3.2%と2%の目標を上回っており、ウォンにも下押し圧力がかかっている。AJPの調査も、2.75%との全会一致の予想を独自に裏付けている。唯一の相違点は、主張にある「2025年末までに」という表現で、調査では追加引き締めの時期を2026年末までとしている点である。ただし、これは要約上の軽微な日付の誤りであり、主張の実質は変わらない。
    参考12
要約

韓国銀行は7月16日に政策金利を2.75%へ引き上げる見通しで、実現すれば3年超ぶりの利上げとなる。ロイター調査のエコノミストも年末までの追加利上げを見込んでいる。6月の消費者物価上昇率は3.2%と2年半ぶりの高水準に達し、中銀の2%目標を4カ月連続で上回った。エコノミストは年後半のインフレ率が平均3%前後で推移するとみており、景気の強さや住宅価格の上昇、家計債務の高止まりが当局に金融引き締めの余地を与えている。回答者の大半は政策金利が10-12月期末までに3.00%に達すると予想し、予測中央値では2027年1-3月期に3.25%へ上昇した後、少なくとも来年末までその水準を維持すると見込まれている。アナリストは、米国とイスラエルによるイランへの戦争に伴う原油高とウォン安が物価圧力を強めているとし、一部の投資家は連続利上げへの道を開くシグナルが出るか注視している。

用語解説
  • 政策金利: 中央銀行の基準となる金利
  • 金融引き締め局面: 利上げが繰り返される期間
  • ベーシスポイント: 1%の100分の1