ニューヨーク州、50メガワット超の新規データセンターを最長1年停止

ニューヨーク州、50メガワット超の新規データセンターを最長1年停止

キャシー・ホークル州知事は、州全体の見直しが完了するまでニューヨーク州の大規模データセンター向け新規環境許可を停止した。一方、トランプ大統領は、この措置によって投資と雇用が他州に流出していると述べた。

要約

ニューヨーク州は、電力需要、水使用量、大気質などの影響を対象とする包括的環境影響評価書の策定に向けて規制当局が準備を進める間、50メガワット以上の電力を必要とする新規データセンタープロジェクトを州全域で最長1年間停止した。キャシー・ホークル州知事の命令は、すでに許可を取得した案件を適用除外とし、大規模データセンターに電力料金の追加負担または自前調達を求める措置や、売上税免除の撤廃を目指す取り組みと併せて実施される。トランプ大統領はこの措置を批判し、ホークル氏が政治的理由で州内で建設中または計画中のデータセンターを止めた結果、投資がアラバマ、フロリダ、テキサス、アリゾナなどの州に移っていると主張した。TeraWulfは、Lake MarinerやLake Hawkeyeを含むニューヨーク州内の自社プロジェクトは影響を受けないと述べたが、発表後に同社株は7.08%安の19.41ドルとなった。

用語解説
  • 包括的環境影響評価書: 単一地点ではなく、ある種のプロジェクト全体に関する基準設定と広範な影響評価に用いられる州全体の環境審査。
  • 50メガワットのデータセンター基準: ニューヨーク州の許可停止措置は、50メガワット以上の電力を必要とする新規データセンタープロジェクトに適用される。
  • 高性能コンピューティング: 人工知能や大規模データ処理など、高負荷な作業向けに設計された計算インフラ。