
IBMは第2四半期の暫定決算が市場予想を下回ったと事前公表した。顧客が支出を半導体やサーバー、メモリーに振り向けたほか、サイバー懸念で一部案件が遅れ、サイバーセキュリティ関連株は上昇した。
IBM株は、同社が7月22日の決算発表を前に異例の形で第2四半期の暫定業績を事前公表したことを受け、米国時間火曜早朝の取引で一時26%下落した。IBMは売上高172億ドル、調整後1株利益2.93ドルを発表したが、いずれもウォール街予想を下回った。また、一部顧客が四半期末の設備投資を半導体、サーバー、ストレージ、メモリーへ振り向けたほか、一部案件のずれ込みや、広範なサイバーセキュリティ懸念が買い手の判断を鈍らせたと説明した。この急落により、同社株は少なくとも1968年以降で最大の1日下落率となる公算が高まり、新しい報道によれば、この日の取引で時価総額約700億ドルが失われる計算となった。クリシュナCEOの発言は、Okta、Netskope、CrowdStrikeを含むサイバーセキュリティ関連株の上昇も後押しした。