Reflection、10億ドル超のNebius計算能力契約に署名

Reflection、10億ドル超のNebius計算能力契約に署名

この契約は2029年まで続き、ReflectionはNvidia GB300搭載のNebiusインフラにアクセスできる。GPU供給制約が続くなか、NebiusはAIクラウド能力の拡大を進めている。

ファクトチェック
主張のすべての要素は裏付けられている。Bloomberg、Investing.com、Yahoo Financeはいずれも、Nebiusが2026年7月14日に、NvidiaのGB300チップを用いて2029年までに10億ドル超の計算能力をReflectionに販売することで合意したと報じている。Reflectionが250億ドルの企業価値で25億ドルの資金調達を協議していたという別個の詳細についても、2026年3月のWSJ/Reuters報道(Yahoo Finance経由)で確認できる。矛盾する証拠は見当たらなかった。
要約

ReflectionはNebius Groupと、2029年までのAI計算能力を対象とする10億ドル超の複数年契約を締結し、AIモデル開発向けにNvidia GB300チップを用いたNebiusのインフラへのアクセスを確保した。この契約は、ReflectionによるSpaceXとの数十億ドル規模のチップ取得契約に続くものであり、同社が250億ドルの評価額で25億ドルの資金調達を進めていると報じられるなかで実現した。 この契約は、GPU不足が報じられるなかでスタートアップが大手ハイパースケーラー以外の選択肢を模索している時期に、AI特化型クラウド事業者としてのNebiusの広範な拡大戦略も浮き彫りにしている。2024年にYandexから分社化したNebiusは、2026年3月11日にNvidiaと提携し、2030年末までに5ギガワット超のNvidiaシステムを展開すると表明している。また、Nvidia Blackwell Ultraインフラを用い、2027年までに65メガワットを目指す英国拠点の能力構築に約23億ドルを投資している。

用語解説
  • AI計算能力: 人工知能モデルの学習と稼働に用いられる専用の処理能力およびインフラ
  • Nvidia GB300チップ: 高負荷のAIワークロード向けに設計されたNvidiaの高性能プロセッサ
  • GPU不足: AI計算に使われるグラフィックスチップの供給が限られている状態