VelocityがシリーズAで3800万ドル調達、Dragonflyが主導

VelocityがシリーズAで3800万ドル調達、Dragonflyが主導

ステーブルコインの財務・決済プラットフォームを手がける同社は、銀行・決済ネットワークの拡大、新たな地域でのライセンス取得の推進、企業の財務部門向け製品の拡充を計画している。

ファクトチェック
発端となった一次情報であるFortuneの独占報道は、3,800万ドルのシリーズA、主導投資家がDragonflyであること、Velocityの拠点がロンドンであること、さらに加盟店、決済企業、フィンテック企業、金融機関向けにステーブルコインを活用したクロスボーダー決済・資金管理ツールを提供していることまで、主張のあらゆる要素を直接確認している。PANewsも同じ事実を独自に繰り返し伝えている。主張の詳細はすべて一次情報と一致している。
    参考12
要約

Velocityは、DragonflyとFirstMarkが主導するシリーズAラウンドで3800万ドルを調達した。Activant Capital、Capital One Ventures、QED Investors、Coinbase Ventures、Wintermute Ventures、Rippleも参加した。これにより、同社の2025年5月以降の累計調達額は5000万ドル近くに達した。 2025年創業のVelocityは、加盟店、決済事業者、フィンテック企業、金融機関向けにステーブルコインのインフラを提供している。同社のプラットフォームは、ステーブルコインと従来の銀行システムを接続し、地域ごとの銀行レールにコンプライアンス、カストディ、流動性管理、決済ツールを組み合わせることで、企業が既存の財務オペレーションを大幅に見直すことなく、決済時間の短縮、事前資金拠出の必要性の低減、国境をまたぐ資金移動を実現できるよう支援する。 Velocityは現在、米国、欧州の一部、オーストラリアで事業を展開しており、今回の資金を活用して世界の銀行・決済ネットワークを拡大し、規制対応能力を強化するとともに、企業の財務部門向けの新製品を開発する計画である。同社はまた、アフリカと中南米への事業拡大を支えるライセンス取得を進める一方、企業がステーブルコイン残高から利回りを得られるようにするカストディ基盤とサービスにも投資している。

用語解説
  • ステーブルコイン: 法定通貨とのペッグなどにより、価値の安定維持を目的として設計されたデジタルトークン。
  • 事前資金拠出: 決済や清算を完了できるよう、あらかじめ口座に資金を入れておく慣行。
  • カストディ: 資産の安全な保管・管理、およびそれを実現するシステム。