
ステーブルコインの財務・決済プラットフォームを手がける同社は、銀行・決済ネットワークの拡大、新たな地域でのライセンス取得の推進、企業の財務部門向け製品の拡充を計画している。
Velocityは、DragonflyとFirstMarkが主導するシリーズAラウンドで3800万ドルを調達した。Activant Capital、Capital One Ventures、QED Investors、Coinbase Ventures、Wintermute Ventures、Rippleも参加した。これにより、同社の2025年5月以降の累計調達額は5000万ドル近くに達した。 2025年創業のVelocityは、加盟店、決済事業者、フィンテック企業、金融機関向けにステーブルコインのインフラを提供している。同社のプラットフォームは、ステーブルコインと従来の銀行システムを接続し、地域ごとの銀行レールにコンプライアンス、カストディ、流動性管理、決済ツールを組み合わせることで、企業が既存の財務オペレーションを大幅に見直すことなく、決済時間の短縮、事前資金拠出の必要性の低減、国境をまたぐ資金移動を実現できるよう支援する。 Velocityは現在、米国、欧州の一部、オーストラリアで事業を展開しており、今回の資金を活用して世界の銀行・決済ネットワークを拡大し、規制対応能力を強化するとともに、企業の財務部門向けの新製品を開発する計画である。同社はまた、アフリカと中南米への事業拡大を支えるライセンス取得を進める一方、企業がステーブルコイン残高から利回りを得られるようにするカストディ基盤とサービスにも投資している。