
Flexは最新の資金調達をHalo Fundが主導したとし、年商300万〜2億ドルの顧客向けに、170の国・地域で32通貨に対応するマルチカレンシー口座を提供する「Flex Global」を拡大している。
Flexは、Ryan Smith氏とRyan Sweeney氏のHalo Fundが主導する7000万ドルのシリーズB1を調達したと発表した。これは2025年12月の6000万ドルのシリーズBから数カ月後で、これにより累計エクイティ調達額は1億8000万ドル、総負債は3億ドルとなった。前回ラウンド以降、年換算売上高は3倍に拡大し、年換算の総決済額は100億ドルを突破したという。年換算売上高は9桁ドル規模で、総決済額は前年同期比でおよそ4倍に伸びた。 今回の資金調達は、複数の法人、通貨、法域にまたがって事業を展開する富裕層の企業オーナー向けプライベートバンキング・決済プラットフォーム「Flex Global」の立ち上げと拡大に合わせたものである。Flex Globalは、170の国・地域で32通貨に対応するマルチカレンシー口座を提供し、年商300万〜2億ドルの顧客にサービスを提供する。Flexによれば、この製品には100超の国で利用可能なステーブルコイン決済レールとウォレット、海外の企業オーナー向け法人米ドル口座、20超の国でのプライベートクレジット・ソリューション、グローバル展開する企業向けカードも含まれる。 2023年に立ち上がったFlexは、今回の資金を事業金融、個人金融、決済、プライベートクレジット、ERPの各分野での拡大に充てる方針で、現在の110人から年末までに従業員数を200人超へ倍増超させる計画である。Flexは、越境決済におけるステーブルコイン決済の企業導入拡大を軸に製品を位置付けており、資金を数分で国際移動させるためにオーナーがウォレットを直接操作する必要はないと主張している。