
証券会社は目標株価を85ドルから引き上げ、Hut 8がビットコイン採掘以外へ事業を拡大する中で、Beacon PointとRiver BendのAIデータセンター賃貸契約が168億ドルの基本契約価値を支えるとした。
BenchmarkはHut 8の目標株価を85ドルから165ドルへ引き上げ、買い推奨を維持した。AIデータセンター事業の商業化が加速していることと、長期AIインフラ契約価値が168億ドルに達していることを理由に挙げた。Hut 8は、ルイジアナ州のRiver Bendキャンパスとテキサス州のBeacon Pointキャンパスで計597メガワットのIT容量にわたる15年のトリプルネット賃貸契約を通じて、長期的な収益基盤を確保したと同社は指摘した。基本賃貸価値は168億ドルと見積もられ、更新オプションが行使されれば428億ドルまで拡大する可能性がある。Benchmarkによると、Beacon Pointプロジェクトの再設計により第1フェーズのIT容量は224メガワットから352メガワットへ増加した。一方、Beacon PointとRiver Bendの賃貸契約の基本期間価値はそれぞれ約98億ドル、70億ドルである。Benchmarkは、株価が6週間で約30%下落した後も97ドル前後で推移しており、新たな目標株価に対して約69%の上昇余地があるとした。ビットコイン採掘企業が収益多角化に向けてAIや高性能コンピューティング向けインフラへ進出する動きが強まる中、Benchmarkは、ビットコイン保有分の時価評価会計とAmerican Bitcoin(ABTC)の連結により、Hut 8の第2四半期決算はAIインフラ事業の収益性を過小に示す可能性があると述べた。