イラン議会がホルムズ海峡管理案を提出、紛争激化で

イランはホルムズ海峡を国家安全保障上の最重要事項と位置付け、米国との戦闘激化と先月の了解覚書への圧力が強まる中、この重要な石油輸送ルートの統制を強化する可能性があるとした。

要約

強硬派が主導するイラン議会はホルムズ海峡の管理に関する計画を提出した。一方、イラン当局者とイスラム革命防衛隊はそれぞれ、この水路はイランの国家安全保障の一部であり、米国のいかなる攻撃も再開を遅らせるだけだと述べた。月曜夜の非公表会合で明らかにされたこの提案は、平時に世界のエネルギー輸送の約5分の1を担う航路に対するイランの統制強化を正式化する可能性がある。5月に国営メディアが公表した以前の草案では、米国船籍またはイスラエル船籍の船舶の通航禁止、全船舶への許可取得と積み荷開示の義務付け、手数料の徴収、「ペルシャ湾」の名称使用義務などの措置が示されていた。イランの外務次官も、米国と締結したイスラマバード了解覚書に関してテヘランはいかなる義務も負っていないと述べた。

用語解説
  • ホルムズ海峡: 世界の石油・エネルギー輸送の相当部分を担う戦略的水路。
  • イスラム革命防衛隊: IRGCとも呼ばれる、イランの精鋭軍事・治安組織。
  • 了解覚書: 当事者間の理解や約束を示す法的拘束力のない合意文書。