6月のビットコイン生産量、CleanSparkとBitFuFu、Canaanで減少

6月のビットコイン生産量、CleanSparkとBitFuFu、Canaanで減少

上場ビットコイン採掘企業は、ネットワークの採掘難易度が10%超低下したにもかかわらず、6月の生産量減少を報告した。各社固有のハッシュレート低下やサイト保守が生産の重しとなった。

BTC

ファクトチェック
CleanSparkの公式運営更新では、2026年6月のビットコイン生産量が614 BTCだったことが確認された(Crypto Briefingは、これは5月の671から減少したと報じている)。Canaanの6月更新では64 BTCが確認され、90から減少した。The BlockとCrypto Briefingはいずれも、BitFuFuも6月の生産量減少を報告したと確認している。The Blockは減少の要因を送電網のメンテナンスとハッシュレートの変化に明確に帰しており、拠点のメンテナンスと企業固有のハッシュレート低下という本件主張の要因と一致する。この主張は、各社の一次開示と複数の独立系報道機関によって裏付けられている。
要約

上場ビットコイン採掘企業のCleanSpark、BitFuFu、Canaanでは、6月半ばにビットコインネットワークの採掘難易度が年初来最低水準まで10%超引き下げられた後も、6月のビットコイン生産が鈍化した。CleanSparkの6月の採掘量は614 BTCと、5月の671 BTCから減少した。平均稼働ハッシュレートが46 EH/sから約43 EH/sに低下したことが背景である。BitFuFuの生産量は177 BTCから125 BTCに減少した。自社保有ハッシュレートは3.5 EH/sに増加したものの、ホスティング分のハッシュレート低下により総ハッシュレートが19.5 EH/sから15 EH/sに落ち込んだ。Canaanの生産量は、一部採掘拠点での電力網保守の影響を受け、90 BTCから64 BTCに減少した。これらのデータは、半減期後の採掘環境では、ネットワーク条件の改善よりも企業レベルの運営上の問題や設備稼働率が生産を左右し得ることを示している。

用語解説
  • 採掘難易度: 採掘者が新しいブロックを生成する難しさを調整するビットコインネットワークの設定。
  • ハッシュレート: ビットコインの採掘やネットワーク活動の処理に投入される計算能力の指標。
  • 半減期: 採掘者に支払われるブロック報酬を半分に減らす、あらかじめ予定されたビットコインのイベント。