
上場ビットコイン採掘企業は、ネットワークの採掘難易度が10%超低下したにもかかわらず、6月の生産量減少を報告した。各社固有のハッシュレート低下やサイト保守が生産の重しとなった。
上場ビットコイン採掘企業のCleanSpark、BitFuFu、Canaanでは、6月半ばにビットコインネットワークの採掘難易度が年初来最低水準まで10%超引き下げられた後も、6月のビットコイン生産が鈍化した。CleanSparkの6月の採掘量は614 BTCと、5月の671 BTCから減少した。平均稼働ハッシュレートが46 EH/sから約43 EH/sに低下したことが背景である。BitFuFuの生産量は177 BTCから125 BTCに減少した。自社保有ハッシュレートは3.5 EH/sに増加したものの、ホスティング分のハッシュレート低下により総ハッシュレートが19.5 EH/sから15 EH/sに落ち込んだ。Canaanの生産量は、一部採掘拠点での電力網保守の影響を受け、90 BTCから64 BTCに減少した。これらのデータは、半減期後の採掘環境では、ネットワーク条件の改善よりも企業レベルの運営上の問題や設備稼働率が生産を左右し得ることを示している。