アストラゼネカとアイオニス、CARDIO-TTRansform試験の未達で投資家調査に直面

ワイヌアとしても知られるエプロンテルセンの第3相CARDIO-TTRansform試験がATTR心筋症で失敗したことを受け、アストラゼネカ株は約8.4%下落し、アイオニス株は23%下落した。

要約

アストラゼネカ plcとIonis Pharmaceuticals, Inc.は、トランスサイレチンアミロイドーシス心筋症(ATTR-CM)を対象とした第3相CARDIO-TTRansform試験が主要有効性評価項目を達成できなかったと2026年7月9日に開示した後、それぞれ株主側法律事務所による調査に直面している。Hagens Bermanによると、アストラゼネカ株は時間外取引開始前に約8.4%下落し、アイオニス株は20.19ドル(23%)下落して、時価総額は33億ドル超失われた。Levi & Korsinskyは、開示前にアストラゼネカが重要な虚偽または誤解を招く説明を行ったかどうかを調査しており、Hagens Bermanは、参加者におけるスタビライザー使用の程度を含む試験データおよび設計上の問題について、アイオニスが十分に開示していたかどうかを精査している。両社は、スタビライザーを使用する患者が過半を占めるなど標準治療を受ける現代の患者集団において、エプロンテルセンの追加投与は統計的に有意な利益を示さなかったと述べた。

用語解説
  • 第3相試験: 治療法の有効性と安全性を検証する後期段階の臨床試験。
  • 主要有効性評価項目: 試験の成功を判断するために用いられる主要な結果指標。
  • ATTR-CM: トランスサイレチン蛋白の蓄積によって生じる心疾患であるトランスサイレチンアミロイドーシス心筋症。