ウォーシュ氏、FRBは仮想通貨救済を回避すべきと表明

ウォーシュ氏、FRBは仮想通貨救済を回避すべきと表明

ケビン・ウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は議会で、中央銀行は仮想通貨市場やステーブルコインの救済を避け、政策の焦点をインフレと金融政策の独立性に置くべきだと述べた。また、GENIUS法のルール整備については、他の米銀行規制当局と連携すべきだとした。

要約

米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は議会証言で、FRBは仮想通貨市場やステーブルコイン事業を救済すべきではなく、真の危機時を除いてバランスシートを可能な限り小さく維持し、その独立性を金融政策と密接に結び付けることで守るべきだと述べた。また、規制の裁定取引を抑えるため、FRBはGENIUS法の実施に向けて他の米銀行規制当局と連携しており、同法が定める土曜日の規則策定期限に間に合わせるべく「急いでいる」と語った。ウォーシュ氏は5月15日に就任し、6月の初会合では政策金利を3.50%〜3.75%に据え置いた。これについて上院議員マイク・ラウンズ氏は、インフレ対応と中央銀行の独立性を巡る姿勢は適切であり、金利据え置き判断も正しかったと公に支持した。

用語解説
  • 規制の裁定取引: 企業がコンプライアンス負担を軽減するため、最も規制の緩い監督当局や法的枠組みを選好すること。
  • ステーブルコイン: 多くの場合、別の資産に連動させることで価値の安定を図るデジタルトークンの一種。
  • 米連邦準備制度の独立性: 政治的圧力を受けずに中央銀行が金融政策を決定する能力。