Switch、800億ドル評価額を目指すIPOでゴールドマン・サックスとJPモルガンを起用

このデータセンター運営会社は早ければ第4四半期にも最大100億ドルを調達する可能性があり、AIインフラと大型テクノロジー上場案件への投資家需要は引き続き強い。

要約

Switchは、新規株式公開(IPO)で主幹事にゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースを起用した。事情に詳しい関係者によると、早ければ第4四半期にも最大100億ドルを調達し、負債を含む企業価値は800億ドル近くに達する可能性がある。調達規模、時期、評価額はなお協議中で、変更される可能性がある。ラスベガスに本拠を置く同社は、AIコンピューティングに必要な電力、冷却、接続性を提供する大規模データセンターキャンパスを運営しており、顧客にはエヌビディア、デル・テクノロジーズ、フェデックスが含まれる。Switchは2022年にDigitalBridgeとIFM Investorsが110億ドルで非公開化し、2023年にはオーストラリアの年金基金Aware Superが少数株式を取得した。ロイターは2024年、協議がまだ初期段階にあった時点で、SwitchがIPOを検討していると報じていた。計画中の上場は、近年の米株式市場で最大級の新規上場案件の一つとなる見通しで、人工知能インフラ整備に関連する企業への投資家の強い選好を浮き彫りにしている。

用語解説
  • 主幹事: 企業の株式公開に際し、公募・売出しの運営と調整を担う投資銀行
  • GPU clusters: AIモデルの学習など高負荷な計算処理を行うため、複数のGPUをまとめて運用する構成
  • 企業価値評価: 市場において企業がどの程度の価値を持つかを見積もったもの